10時半に目黒駅で友達と待ち合わせ。二人で雅叙園の「猫らんまん展」に行く。
久し振りだったので雅叙園に行くのに道を聞いてしまった。
着いてすぐに3階の100段階段の展示場に行く。靴を脱いで100段階段の7つの部屋で展示されている猫たちに会う。部屋自体が文化財だ。靴脱ぎ場に子供たちが描いた猫ちゃんの絵がたくさんあったがそれが素晴らしかった。写真が撮れないのが残念。インターネットからを書く。
『ねこらんまん展』は、桜の花が満開になるがごとく、昭和の面影が残る「百段階段」の各部屋を ねこの作品でうめつくし、あなたを至福のひと時へと誘います。
通常は企画展に出展していないねこ作家・造形作家をはじめ、45名の芸術家の作品が目黒雅叙園に現存する 東京都指定有形文化財 「百段階段」に集結。様々な技法で描かれた約2000匹の個性豊かな猫たちを、ご家族で楽しめるように展示いたしました。
≪草丘の間》
群馬県出身の礒部草丘(1897-1967)が描いた「草丘の間」には、群馬県の竹久夢二伊香保記念館で一般公開していない竹久夢二の原画やスケッチ、版画など猫に関わる22点の秘蔵作品が展示されます。自分を黒猫にたとえ、愛する人への切なさを思い描いた「黒船屋」はレプリカなれど心を打つ作品のひとつです。また、歴史をもつ高橋工房からは歌川広重の浮世絵、菱田春草と山口華楊の黒猫も見どころのひとつです。繊細なタッチで描く色鉛筆の魔術師ともいわれる高橋行雄の黒猫も魅力的です。
高橋行雄の絵は鉛筆画だが素晴らしかった。黒猫が毛の一本々が良く描けていて…欲しい一枚だったが85万円・・・縁がないかな。まあ、我が家には動く黒猫がいるので良しとしよう。
写真はインターネットから 実物の良さはこれでは見えない。
私は菱田春草の「黒猫」が好きで以前その絵のしおりを持っていた。いまは失くしてしまったが・・
またもう一人竹内栖鳳の有名な猫の絵『斑猫』があるかと思ったがそれはなかった。残念!
≪漁礁の間≫」
山形県出身の菊池華秋(1888-1946)が描いた「漁樵の間」では、龍船に乗り古典舞踊を舞う猫たちを六曲屏風に描いた 日本画家の北田浩子の作品をはじめ、独自の世界観を描くまつやまけいこ、透明感のある墨絵を描く渡部ゆかの作品をお楽しみ頂けます。
≪十畝の間≫
長崎県出身の荒木十畝(1872-1944 )が描いた「十畝の間」は、最も個性的な技法と表現力をもった作家が揃いました。大宴会を楽しむ、擬人化した猫を製作した佐山泰弘。 初代クラフト王に輝いた檜山永次のペーパークラフト。なんとも憎たらしくもありつつ、憎みきれない猫の表情を木彫で表現した遠藤正美など、14名の作家の作品がご覧頂けます。
その他4つの部屋にそれぞれ新旧の猫作家の作品が並び楽しいひと時でした。
カレンダーや便箋でおなじみのチェリスト兼猫作家の雨田氏の作品は題名が「弁当便」大工交響曲
など楽しい。最後の一番上の部屋ではテレビのモニターに我々の姿が映るがその顔のところが猫になっていてどうやってそれをやるのがカメラの位置などを探した。楽しい驚き。
最後に売店で猫の絵葉書を買って(猫好きに出そうと思って)ねこらんまん展を出る。
それから雅叙園で有名なトイレに入る。京都の町や風で天井は格天井。トイレのスペースは我が家の居間よりも広い。 写真を撮る。入口の螺鈿。
雅叙園の入口の所の飾りもその時期に合わせて素晴らしい・・・
12時になりお腹もすいたのでレストランに入る。あまり高いのは嫌なのでバイキングにした。
時間は90分でおかずもいろいろ食後のデザートもコーヒーや飲み物もついていてシニアは2000円とうれしい。ローストビーフがおいしかった。
食後に庭に出る。正面に滝があるが階段を昇って行ったら滝の裏側に行けるという。胎内探索というらしい。
雅叙園の売店を覗いたりパンフレットをもらって帰る。
朝は涼しかったが昼すぎたら結構暑くなってきた。そして目黒駅までシャトルバスが出ているという。時間を聞いたら2時15分にあるというので乗ることに。暑いしあの坂はきついしね。
そして西大井の母のホームに行く。家から白い生け花用のポットと緑のスポンジを持ってきたし、文化堂で花束を買ったので生ける。母は丁度部屋にいた。友達が買ってくれたスイカを食べ私が持ってきたミニ水羊羹を食べる。また母がPTA会長をしていた時の先生が母に送ってきてくれた静岡のお茶を入れて飲む。
外で子供たちの声がしたら母が窓越しでなくベランダで見たい・・というのでベランダに車椅子を出して一緒に見る。
ここはベランダも広い。子供たちが放課後、サッカーや野球に来るのでそれを見るのが楽しいみたい。 5時に部屋を片付けて帰る。 お疲れ様