年に一度、四谷の紀尾井ホールで組歌の会があり、とてもいいので私は時間が許せば行く事にしている。今年も主人と行った。今年は第12回目 1時半開場、2時開演
歌ものは山田流、手物は生田流と言われているが、この組歌は山田でも生田でも「組歌」を愛する人が集まって演奏しているので聞いていてとても気分が良い。私は歌ものでは山田流の亀山香能さん、山登松和さん、田中奈央一さん、佐々木千香能さんのファン。
①心尽(こころづくし)
これは現代邦楽の研究生9名による
②桐壷(きりつぼ)
山下名緒野 吉村美穂井 小林名与郁
③思川(おもいがわ)
亀山香能 川村京子 毛塚珠子
④天下太平(たんがたいへい)
芦垣美穂 岡村慎太郎
⑤玉鬘(たまかづら)
鳥居名美野 設楽千聡代 橋本芳子
⑥飛燕曲(ひえんのきょく)
山登松和 佐々木千香能 田中奈央一
やはり研究生からプロに変わったらその違いがはっきり。
これが芸の力かな。
組歌は全部 日本の短歌6つからなっている。
これを全部暗譜で弾き歌うので大変だ。
④番の芦垣さん、岡村さんは生田流。琴の音色が良かった。
⑤番の鳥居先生がこの会の会主。組歌をここまで引っ張ってきた功績は大きい。
さて⑥番が今回私の好きな3名の曲でこんな豪華な組み合わせは無い。
とてもよかった。歌の上手い山登さん、田中さんに負けないで佐々木さんの声がのびやかなこと。
年々うまくなっている。この先が楽しみ。