11時過ぎに家を出て、四谷の紀尾井ホールに行く。 琴の組歌演奏会に行くため。生田流、山田流といった流派にかかわらず組歌の良さを伝えようと鳥居名美野さんが始めたもので今回は10回目の記念。第一部と第二部に分かれて、第一部が3000円、第二部が4000円だが通しで買うと6000円。主人と二人で6000円を買っておいた。
第一部が午後1時に開演。
1 友千鳥(ともちどり) 組歌研修生
2 空蝉(うつせみ) 設楽千聡代、萩岡美貴、 中彩香能
3 心尽(こころづくし) 佐々木千香能、小林名与野
4 花の宴(はなのうたげ)毛塚珠子、黒川真理、深海さとみ、吉川あいみ、安嶋三保子
5 四季曲(しきのきょく)大登松和 田中奈央一
友千鳥は研修生が12名で・
2番目の「空蝉」が秀逸だった。琴もぴったりあっていたし歌もうまい。この若手3人がこれから山田流を背負っていくだろう・・設楽さんは少し太って貫禄が出てきた。お子さんも2人生まれたとか・・・
3番目の心づくしは歌の上手い佐々木千香能さん。声がよく通るし歌も素晴らしい。
4番目は生田流の深海さんの5名。琴の音色はやはり生田流はいいし、ぴったりと合っていてさすが。
5番目は私が山田流で一番期待をしている田中奈央一さん。山登松和さんも今が一番声も出るし油が乗っている。この二人の歌が聞けただけで今回は来てよかった。
2時40分くらいで休憩。どこかで昼食を・・とおもい、ホテルニューオータニに入ったがやはりどこも高くてやめて駅まで行く。そして喫茶店に入り、カレーやサンドイッチとコーヒー。ホテルだと天丼が3150円とばからしい。 その後新宿三丁目の方に歩いてましなレストランを見て歩く。イタリアパスタの店がいいかな。
そして四谷の土手を歩いた。夏目漱石が「吾輩は猫である」で書いたように松の枝振りが良いのが多いし桜も太くてどっしりして見事。
第二部は4時半に開場で5時に開始。 こちらは本当は指導者だからという事で4000円だが通しで3000円になっていたが、一部が良かったせいかそれほど良いとは思わなかった。
1 玉鬘(たまかずら) 吉村美穂井、橋本芳子
2 雲井弄斉(くもいろうさい)富山清琴、 富山清仁
3 末の松(すえのまつ) 鳥居名美野 亀山香能
4 薄衣(うすごろも) 芦垣美穂 岡村慎太郎
5 扇曲(おうぎのきょく) 山下名緒野 川村京子
特に鳥居さんはお年のせいか声量が落ちた感じ。でも組歌をここまで引っ張ってきた功績は大きいと思う。亀山先生はしっとり聞かせてよかった。 芦垣美穂さんと岡村さん(若い男性)のとき芦垣さんが一瞬歌を忘れて止まってしまった。 これはプロとしては困るだろうな。でも組歌が曲が似ているし、アンプで覚えるのは大変だ。
最後の曲を聴いて終わったのは6時40分ごろ。そして先ほど見ておいたイタリアンレストランに行く。{ピッッツア サルバトーレ) 混んでいて待たないとだめみたい。でも外の席ならOKみたいなので外で食べる。外のストーブをつけてくれたし、暖かかったので気持ちよかった。そこでミネストローフのスープを食べる。、しばらくしたら中が空いたということで入ってスパゲッティーを食べる。味は良かった。そして帰る。